市場価値・適正年収を診断|無料・登録不要・登録なし|コンピテンシー診断6選

転職
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この記事でわかること

・無料・登録不要で市場価値・適正年収・コンピテンシーを診断する方法
・代表的な6つの市場価値診断・適正年収・コンピテンシー診断ツール
・6つの診断ツールの中のおすすめ順

まだ転職をするつもりはないけれど、若いうちから自分の市場価値を意識して仕事をしておきたいと思っているよ。

K
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それはいいね。転職意向の有無に関わらず、定期的に自分の市場価値を確認しておくのは良いことだと思うよ。

転職を考えていなくても、多くの方は「自分の市場価値や適正年収を知りたい」という思いを持っていると思います。

しかし、実際に市場価値を知ろうと思うと転職活動をしてみるしかないと思っていませんか?実は無料で自分の市場価値を測定することができるんです。

この記事では「市場価値診断・適正年収診断サービス6選」を解説していきます。

この記事を書いた人

大企業の人事で10年以上勤務し、採用・両立支援・副業・キャリア支援などを幅広く経験。その後、人事専門コンサルに転職し、大企業を中心に人事面をサポート。

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はじめに|市場価値診断の種類

具体的な市場価値診断サービスをご紹介する前に、世の中の市場価値診断にはどのような種類のものがあるのかを簡単に解説します。

① 有料 or 無料

市場価値診断の中には、有料のものと無料のものがあります。

有料のサービスは非常に詳細な分析をしてくれるのですが、個人的には無料サービスでも知りたい情報は十分に把握できると思っています。(具体的な診断結果の例は記事後半をご覧ください。)

そのため、この記事で紹介しているサービスはすべて完全無料のものとなります。

② 会員登録必要 or 不要

市場価値診断の多くは転職サイトが運営をしています。そのため、診断をするためには転職サイトに会員登録が必要なものが多くあります。

実際、この記事でご紹介しているサービスにも、会員登録が必要なものと不要なものがあります。

「会員登録」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、この記事でご紹介しているサービスは全て実績と信頼のある転職サイトが運営しているものです。

また、会員登録をしても料金がかかることは一切なく、もし不安であれば市場価値診断後に退会をすることも簡単にできます。

会員登録不要なものは簡単な診断しかできないため、物足りなく感じた場合は会員登録が必要なものを試してみることもオススメです。

③ WEB or アプリ

市場価値診断の中には、WEB上(ブラウザ上)で診断が可能なものと、アプリのダウンロードが必要なものがあります。

この記事でご紹介しているものの中にも、WEBで診断するものとアプリで診断するものがあります。

どちらも完全無料であることには変わりありませんが、アプリの場合にはスマホでしか診断ができませんのでご注意ください。

まとめ|市場価値診断・適正年収・コンピテンシー診断6選

今回解説する無料の市場価値診断テスト6つをおすすめ順にまとめてご紹介します。

私のおすすめ1位は「ASSIGN」です。理由はその他のサービスは市場価値を1つ診断してくれますが、「ASSIGN」だとキャリアシナリオごとの適正年収を10以上診断してくれるからです。

なお、登録不要な市場価値診断がいいかたは「ミイダス」などをご覧ください。

おすすめ順登録サービス名特徴所要時間料金
必要ASSIGN(アプリ)キャリアシナリオ毎の適正年収を診断5分無料
不要ミイダス(WEB)登録するとコンピテンシー診断も可能3分無料
必要doda(WEB)今後30年間の年収推移も予測5分無料
不要パソナ(WEB)会員登録不要で簡易な診断2分無料
必要geech job(WEB)エンジニア特化の市場価値診断5分無料
必要type(WEB)転職サイトtypeが運営5分無料

1.ASSIGN(最もおすすめ)(無料)

個人的に最もおすすめなのが「ASSIGN」というサービスです。

ASSIGNは日本初のAIキャリアシミュレーションアプリとして2019年に開始されたサービスで、運営会社は株式会社アサインです。AIがキャリアシナリオを診断してくれるサービスとして話題を集めており、500以上のメディアに掲載、2024年現在5万名以上の方が利用している実績のあるサービスです。

キャリア診断+市場価値診断アプリ「ASSIGN」

1)ASSIGNの特徴

ASSIGNではキャリアシナリオごとの適正年収を10以上診断してくれます。一口に市場価値や適正年収といっても、実際は業界によって大きく異なるため、シナリオごとの細かな診断をしてくれることが非常に好印象でした。

また、ASSIGNでは入力した価値観や経歴に応じた「適職」や「コンピテンシーの強み」まで診断してくれるため、将来の転職のイメージがクリアになったり、自己分析にも役立つメリットがあります。

正直、無料でここまでやってくれることに非常に驚きました。

ASSIGNの市場価値診断の特徴

・キャリアシナリオごとの適正年収を診断
・価値観や経歴に応じた適職やコンピテンシーまで診断

2)ASSIGNの診断結果イメージ

ここでは、実際の私の診断結果をもとに、ASSIGNの診断結果のイメージを解説します。

ⅰ.キャリアシナリオ+市場価値(適正年収)

診断結果の1つ目は、キャリアシナリオと、シナリオごとの適正年収(市場価値)です。価値観や経歴との相性順に、14パターンのキャリアシナリオが提案されます。

この結果を見ても分かる通り、同じ人でも業界によって想定年収は大きく異なりますので、キャリアシナリオごとの適正年収をきちんと診断すべきだと思います。

ⅱ.Personality Insights(コンピテンシーの診断)

もう一つは、個人の強みや特徴の診断です。以下のイメージは途中までで切っていますが、より詳しい分析がさらに下に続きます。無料でこうした診断をしてもらえるのも、このサービスの特徴の一つです。

3)ASSIGNの使い方

ⅰ.以下リンクからアプリをダウンロード

まずは、アプリをダウンロードします。以下リンクをクリックすると、appのダウンロードが可能です。

キャリア診断+市場価値診断アプリ「ASSIGN」

ⅱ.「3分でキャリア診断」を選択

アプリダウンロードができたら、アプリを立ち上げ、キャリア診断を開始します。

ⅲ.簡単なプロフィールを登録(所要時間2分程度)

続いて、簡単なプロフィールを入力します。

ⅳ.簡単な価値観に関する質問に回答(所要時間1分程度)

最後に、価値観に関する質問に回答します。あまり熟考せず、直感で答えていきましょう。入力が必要な内容は以上で終了です。

キャリア診断+市場価値診断アプリ「ASSIGN」

4)ASSIGNのクチコミ

ここでは、ASSIGNのアプリのクチコミをご紹介します。

Appストアレビュー
Appストアレビュー

一番のメリットはなんと言っても気軽に使えるところだと思います!(中略)気軽に安心して利用できるので、転職にちょっとでも興味のある方は早速価値観診断をやってみるといいですよ。

Appストアレビュー
Appストアレビュー

転職するつもりは今はなかったのですが、今の市場価値と、もし転職するならどんな業界があってるのかなと思ってダウンロードしてみました。

Appストアレビュー
Appストアレビュー

こういう転職支援のアプリとかサイトってたくさんあると思うんですが、いろいろ使ってみた結果、ASSIGNが一番使いやすいという結論に至りました。(略)

この記事でおすすめしているキャリアシナリオと市場価値の診断を中心に、ポジティブな口コミが多くありました。

ASSIGNのさらに詳しい内容は以下の記事をあわせてご覧ください。

2.ミイダス(登録不要・無料)

続いては、株式会社ミイダスが運営するコンピテンシー診断ツール「ミイダス です。会員登録なしで質問に答えると、ミイダスに蓄積された7万人以上のデータから市場価値(適正年収)を診断してくれます。

「市場価値診断」という面でのミイダスの特徴は「会員登録なしで手軽に診断できること」。一方で、ミイダスはかなり詳細なコンピテンシー(ビジネススキルでの強み弱み)を診断してくれることで有名で、コンピテンシー診断という観点でも非常におすすめのサービスです。

1)ミイダスの診断結果イメージ

ここでは、ミイダスの市場価値診断(適正年収診断)結果のイメージを解説します。

市場価値

市場価値の診断結果は以下のような形で提示されます。おすすめ1位のVIEWでは業界ごとに提示されていた想定年収が、まとめて1つだけ提示されていることがわかります。

2)ミイダスの使い方

ⅰ.HPにアクセス

ミイダス の市場価値診断のHPにアクセスします。

市場価値(適正年収)+コンピテンシー診断の「ミイダス」

ⅱ.簡単なプロフィールを入力

性別や年齢などの基本情報や、簡単な職務経歴などを入力します。

3)ミイダスのクチコミ

ここではミイダスの市場価値診断のクチコミをご紹介します。

ミイダスの市場価値に対して手軽でオススメできるとのコメントが多く見られました。

詳しくは以下の記事で解説していますので、是非合わせてご覧ください。

3.doda(登録不要・無料)

続いては、dodaが運営する市場価値診断ツールです。

dodaの市場価値診断では、doda会員186万人のデータをもとに、現在の適正年収だけではなく、今後30年間の年収推移を診断してくれます。

さらに、あなたのキャリアに近い転職者を元に転職事例を紹介してくれるので、キャリアアップの参考にすることができます。年収査定の結果を元に求人を探すことも可能です。

dodaの適正年収査定にはこちらからアクセスできます。

4.パソナキャリア(登録不要)

続いては、株式会社panosaが運営する市場価値診断ツールです。会員登録なしで質問に答えると、市場価値を診断してくれます。この診断では、全6問を3択から回答して、最後に簡単な職歴を入力するだけなので、非常にライトに診断が可能です。

「市場価値診断」という面でのpanonaの特徴は「極めてライトに診断できること」です。一方で、会員登録をすれば、具体的な転職に向けたサポートを受けることができます。

1)pasonaの診断結果イメージ

ここでは、実際の私の診断結果をもとに、pasonaの診断結果のイメージを解説します。

市場価値

市場価値の診断結果は以下のような形で提示されます。おすすめ1位のVIEWでは業界ごとに提示されていた想定年収が、まとめて1つだけ提示されていることがわかります。

2)pasonaの使い方

ⅰ.HPにアクセス

コチラのリンクからpasonaの市場価値診断のHPにアクセスします。

ⅱ.簡単なプロフィールを入力

性別や年齢などの基本情報や、観覧な職務経歴などを登録します。

5.geechs job(登録必要)

geechs job はエンジニア職に特化したフリーランス専門エージェントです。

そんなgeechs jobsの市場価値診断はITエンジニアに特化した市場価値診断となっており、氏名や生年月日などの基本情報に加えてITスキルに関する質問に回答することで、市場価値が診断されます。

設問は46個と多めですが、各言語や職種の「経験ありorなし」を選択する簡単な形式になっていますので、それほど負担は感じないと思います。

20年以上のITフリーランス支援実績に基づいたリアルな診断結果を提供してくれることに加えて、診断後はgeechs jobのアドバイザーによる案件紹介やキャリア相談が受けられることが特徴です。

geechs jobの市場価値診断にはコチラからアクセスできます。

6.type(登録必要)

転職サイトのtypeが運営する市場価値診断テストは約30万人のtype会員の職種や年齢別の給与データから、あなたの適性年収を算出してくれます。

また、「市場価値測定研究所」の評価ノウハウをベースに、あなたのビジネス基礎能力や性格も数値化して診断してくれます。

診断には会員登録が必要になりますが、転職を検討している方は是非一度試してみる価値はあるとおもいます。

typeの市場価値診断はコチラからアクセスできます。

市場価値診断はなぜ必要なのか

ここでは、なぜ市場価値診断をすべきなのかを解説します。

一言で言うと、「自分のキャリアの可能性を客観的に捉えるため」です。

新卒で入社した会社に長く勤めていると、知らず知らずのうちにその会社に染まり、その会社の中でいかに生きていくかを考えるようになります。

そして気づかないうちに「その会社でしか通用しない人材」になってしまうことも。

若いうちから「会社の外」を意識し、「自分の市場価値」を理解しておくことは、長い目でキャリアを考える上で欠かせない取り組みです。

市場価値を測ることに加え、転職エージェントに登録して定期的にキャリアアドバイザーと話をすることも個人的には非常におすすめです。

いずれにせよ、「自分のキャリアの可能性を客観的に捉えるため」には、会社の外と繋がり、自分の市場価値を客観的に把握しておくことが必要だと考えます。

まとめ

今回は無料の市場価値診断テストを6つご紹介しました。

おすすめ順登録サービス名特徴所要時間料金
必要ASSIGN(アプリ)キャリアシナリオ毎の適正年収を診断5分無料
不要ミイダス(WEB)登録するとコンピテンシー診断も可能3分無料
必要doda(WEB)今後30年間の年収推移も予測5分無料
不要パソナ(WEB)会員登録不要で簡易な診断2分無料
必要geech job(WEB)エンジニア特化の市場価値診断5分無料
必要type(WEB)転職サイトtypeが運営5分無料

個人的に最もおすすめなのは、「ASSIGN」というキャリアシナリオ+市場価値の診断サービスです。理由としては、「市場価値は転職先の業界によって大きく異なる」ためです。会員登録不要の「ミイダス」と「パソナキャリア」は市場価値の診断結果を「1つ」診断してくれますが、「VIEW」だとキャリアシナリオごとの想定年収を10以上診断してくれます。

キャリア診断+市場価値診断アプリ「ASSIGN」