中国 蘇州で暮らしていた期間、家族や友人、同僚など多くの人が蘇州を訪れてくれました。
観光スポットへの案内に加えて蘇州の名産品や伝統工芸を紹介する中で、特に人気の高かったものをご紹介します。
今回は中国の高級茶器として有名な紫砂壺(ズシャフ)です。
1.紫砂壺の特徴
紫砂壺とは、中国江蘇省 宜興で取れる砂(粘土)を使った素焼きの急須のことです。
中国でお茶が広く飲まれるようになった明の時代に茶道具の一種として生まれたと言われています。
紫砂壺はその材質と焼成方法によって渋みや灰汁が急須に吸収され、中国茶も日本茶も美味しく淹れることができます。
紫砂壺の特徴
前述の通り、紫砂壺とは蘇州の隣、江蘇省 宜興で取れる砂(粘土)を使った茶器のこと。
丈夫な上にさまざな形を作りやすく、工房ごと、職人ごとに様々な形の茶器が生み出されました。
そのため、茶を淹れるためだけでなく芸術品としてコレクションされることも多く、 有名作家の作ったビンテージものになると現地でも凄まじい値段で取引されていることもその特徴です。
2.茶道具は可愛い
紫砂壺をはじめとした茶道具には非常に可愛いものが多く、眺めているだけでも楽しい気分になります。実際、私もほとんど使用することはなく、インテリアとして家に飾っています。
ここでは、中国駐在中に見つけた可愛い茶道具を少しご紹介したいと思います。
1)紫砂壺
まずは紫砂壺。写真は実際に私が中国で購入した紫砂壺です。
初めに黒いものを購入したのですが、あまりに可愛くて白いものも後で買い足しました。
2)磁気の急須
こちらは磁気の急須です。中国のデパートで見つけてあまりの美しさに一目惚れしました。
大きさは手のひらサイズで、家にインテリアとして飾りたくなる美しさです。
3)可愛い茶葉
こちらは美しい茶葉。見た目も可愛くお土産にもおすすめです。
ものによってはお湯を注ぐと茶器の中で花が開くようになっているものもあり、味だけではなく見た目も楽しむことができます。
4)茶道具一色
こちらは私が中国で購入した茶道具の一式。
お値段もそれほど高くない一般的な茶道具ですが、佇まいがなんとも可愛らしいです。
3.紫砂壺購入者のコメント
ここでは紫砂壺を購入した方のコメントを紹介します。やはり実用面だけでなく、見た目の可愛さや家の飾りとしても楽しんでらっしゃるようです。
ほんとに小さくて可愛い。まるでシルバニアファミリーのポットって感じです。
楽天市場レビューより引用
自宅にあったポットでお茶を飲んでいましたが、雰囲気を楽しみたくなって、茶壺を探し始めました。届いた商品はコロコロとした見た目で、とても、可愛かったです。
楽天市場レビューより引用
最高な茶器。とても可愛いです、大切に使いたいです。家の飾りとしても良いですね。
楽天市場レビューより引用
4.日本で買えるおすすめの紫砂壺
ここでは、日本で購入可能な紫砂壺の中から、お値段が手頃で見た目も可愛いものをいくつかご紹介します。
いずれも楽天市場で天香茶行さんで販売されています。小嚢瓜210ml 徐方懐(赤茶)
徐方懐さんが制作したミニカボチャをモチーフにした小嚢瓜という茶壺です。曲線が美しく、見ていて飽きがこない可愛い茶器です。
小西施60ml(赤茶)
丸くて可愛いらしい西施壺。紫砂壺の中でもかなり小さい茶壺です。丸い形がなんとも愛らしいです。
拾球 丁涛 180ml (濃茶)
宜興市の作家・丁涛作の紫砂壺。180mlで個性的な形が特徴です。こちらも曲線の使い方が美しく、飽きのこないデザインです。
5.まとめ
この記事では、紫砂壺の特徴や、日本で購入可能なおすすめの紫砂壺をご紹介しました。
実用面だけでなくデザインが可愛くインテリアにもおすすめなのが紫砂つぼの魅力です。
この記事が参考になれば幸いです。
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